交通事故の弁護士特約とは?使える条件とメリット・デメリットを解説

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弁護士特約とは?

弁護士特約とは、自分の自動車保険につけることができる特約の1つです。弁護士特約をつけておくことで、交通事故によって発生した弁護士費用を加入していた自動車保険の会社が負担してくれます。交通事故弁護士に相談したい時や自分に代わって示談交渉を弁護士に頼む場合、相談料や示談交渉料などがかかります。

しかし、弁護士特約をつけていることで、弁護士に依頼する費用などのすべての費用を保険会社が払ってくれます。事故に巻き込まれ被害者になったとしても、この特約があれば、自分でお金を支払う心配はなくなります。

示談交渉は、自分で行うこともできますが、示談に対する知識が少ない場合、示談で受ける精神的な負担は大きく、また適切な示談内容で決着することは難しいケースが多い傾向にあります。弁護士費用を気にせず、事故後の生活を考え適切な示談交渉を行うためには、弁護士特約を保険につけておくと安心です。

弁護士特約が使える条件ってあるの?

交通事故によって使用できる弁護士特約を使用できる条件は、大きく分けて3種類あります。

1つ目に、被保険者(契約者であることが多い)、被保険者の配偶者は、特約を使用することができます。また、被保険者もしくは配偶者の同居している家族、被保険者もしくは配偶者の別居している子供(未婚に限る)も弁護士特約を使用することができます。

2つ目に、契約自動車に搭乗していた人も特約を使用することができます。例えば、契約者や配偶者以外にも友人や知人などでも使用が可能です。

3つ目に、自転車に乗っている時や歩行中の事故でも弁護士特約が使用できます。

弁護士特約は自動車保険会社ごとに条件に差があるため、事前に確認をしておくと安心です。また、万が一事故が起きた際にも、弁護士特約をつけている自動車保険ならば、事故の状況を保険会社に伝え、弁護士特約が使用できるかを確認することが大切です。

弁護士特約を申し込むタイミングは?

事故に遭い被害者になることは、そう頻繁あることではありません。そのため、弁護士特約を使用し、弁護士に依頼するタイミングに悩む人は少なくありません。事故を起こした保険会社から示談を急がされ、弁護士に依頼する前に示談を行ってしまうと弁護士特約を使用して弁護士に依頼すること自体が難しくなります。

よって、交通事故後から示談前であれば弁護士特約を使用することができます。事故によってケガを負った場合など、入通院の間、加害者の保険会社と連絡を取り合うことは被害者にとっては大きな負担となります。そのため、弁護士に依頼したいと思った時点で、早めに自分が加入している保険会社に連絡を取り、弁護士特約が使用できるか確認することが必要です。弁護士特約の使用が可能であれば、事故示談に実績のある弁護士事務所に相談をし、相談した上でどのような対応をとってくれるのかを確認してから、申し込みをすることが重要です。

弁護士特約を利用するメリットとデメリット

弁護士特約にはメリットもデメリットもあります。

弁護士特約のメリットは、弁護士に依頼するための費用がかからないことです。また、示談交渉の場面で、弁護士が交渉に当たることで慰謝料や賠償金の値段が上がるケースが多いため、弁護士に依頼することは被害者にとっては大きなメリットとなります。さらに、難しい手続きや専門的な知識が必要とされる示談交渉や手続きを弁護士に依頼することで、精神的にも楽になり、ケガを負っている場合はケガの治療に専念することができるようになります。

一方、デメリットは、弁護士特約を保険に付け加える料金がかかることです。弁護士特約は、保険に追加することもしないことも自由に選ぶことができます。もし、自動車保険に付け加えるとなると、つけない場合の保険料に比べて少し割高になります。しかし、もし事故が起こったらと想定すると、弁護士特約をつけておくことで事故後の生活を安心して過ごす可能性をグッと高めることができます。

まとめ

弁護士特約は、交通事故被害者にとって、重要な助けとなります。いざというときのために加入しておくことをお勧めします。